本日は10/13.14に行われました、2年次開講科目である食品衛生学・微生物学実験「食品衛生微生物学」編をご紹介いたします♪
今回の実験では、食品中の微生物の基本的な測定方法を習得することを目的として、衛生状態や腐敗の有無の目安になる一般生菌数を、混釈平板培養という手法で検出し計測します。
玉ねぎやバナナといった野菜や果物の他に、蒸しパンやベジマイトなど、学生さんそれぞれが、測定したい食材をサンプルとして持参しました。
普段からよく目にして、摂取している食材には、どれ位の量の微生物がいるのでしょう?!
焼いてきたのでしょうか? はたまた市販のものでしょうか?!( *´艸`)
DAY2
学生のみなさま、先生方、二日間連続のスクーリングおつかれさまです(__)
本日は、コロニーカウンターで培養後のサンプル中のコロニー数を計測し、計算で微生物の数を算出します。
コロニーが形成されているか、どんな状態か、まずは観察。
根気よく地道にカウントします('◇')
CFU (Colony Forming Unit) とは「コロニーをつくる能力を持った細胞の数量」とのこと。(・_・フムフム
さて、気になる結果の一例です。
玉ねぎ:3300個/g
鶏肉:2万5千個/g
ネギ:163万個/g
卵焼き:8250個/g
蒸しパン:9.5個
ネギぶっちぎりトップですね😏
ご自宅でカットしてきたサンプルとのことですが、先生曰く驚くべき数値ではないそうです☺
ちなみに、鶏肉は生で、卵焼きは3日前のもの、蒸しパンは袋から開けたばかりのものです。
※今年度は、新型コロナウイルスの影響で、例年とは異なる内容になっております。