皆さんこんにちは!
今回は、3年次必修科目の「食品生物化学・工学実験」についてご紹介します❗
この実験では、生物化学系と化学工学系の2つの分野について学習します。
生物化学実験では、食品の機能性評価の基礎として、動物細胞を用いた細胞培養実験、酵素免疫測定法を用いたタンパク質の定量、DNAの抽出やPCRによる遺伝子解析などを行います。
化学工学実験では、食品製造における単位操作の基礎として、発酵(固定化酵母によるアルコールの製造)、蒸留(単蒸留による濃縮)、分離(生体由来高分子を用いた製膜と膜分離)などに関する実験を行います。
それでは、実験の様子をご覧ください!
細胞培養実験
オートクレーブを用いた無菌操作や顕微鏡の観察など。
4年生の先輩に操作を教わります。
実験を通して上級生と交流ができるのも良いですね!
食品中たんぱく質の定量
3年生にもなると、ピペット操作もばっちりですね(^_-)-☆
食品中のDNA抽出
電気泳動装置を使って野菜(玉ねぎなど)からDNAを取り出します。
とても細かい作業ですので、皆さん集中して取り組んでいました。
食品の乾燥特性、アルコールの単蒸留
工学分野の実験です。工学分野になると、関数電卓を用いて計算したり、グラフを作成して値を求める工程がよくあります。
以上、食品生物化学・工学実験の様子でした!
全てをお伝えすることはできませんが、これら以外にもたくさんの充実した実験を行っています。
3年生の皆さん、お疲れ様でした☆彡
さて、生物資源科学部では本日で前期授業が終了となります。
ここから学生さんたちは約1.5カ月の夏休みが始まります🌻
コロナ禍で色々な活動をするのは難しいかもしれませんが、是非充実した時間を過ごしてくださいね😊
◇◇学科事務室◇◇