皆さんこんにちは!
今回は、2年生を対象に夏休み中に行われた「基礎食品製造実習Ⅰ(水産・乳)」についてご紹介します✨
「基礎食品製造実習Ⅰ」では、水産加工品製造の分野と、乳製品製造の分野の2つに分かれて実習を行います。
◇◆◇
まずは、水産加工品(かまぼことちくわ)の製造の様子をご覧ください🐟
かまぼこの製造
まずは冷凍のすり身を使用して肉糊の調整を行います。
付け包丁を用いてかまぼこ板に盛り付けていきます。
きれいに形成するのに苦戦していました(^^;)
80~90℃の蒸し器で30分蒸したもの、60℃のインキュベーターで60分間加熱したものと2種類の条件を設定しました。
加熱温度の異なるかまぼこはどのような違いがみられるのか考察します。
ちくわの製造
ちくわ製造の様子です。
こちらも竹の櫛に付けるのが難しそうでしたが、きれいな出来上がりですね😄
製造のほかにも、市販のかまぼこの特性を評価するためにグルタミン酸濃度を測定したり、硬さの測定を行いました。
最後に実験データのまとめやレポート作成をして無事に実習を終えました♪
◇◆◇
続いて、乳製品(ヨーグルト、カッテージチーズ、バター)の製造についてご紹介します!
こちらの実習では、乳業メーカーで長年ご活躍されていた方を講師としてお招きし、貴重なお話と技術を教えていただきました。
講師の先生に酪農・乳業に関する講義をしていただきました。
また、数種類の市販の牛乳や特殊な乳製品を比較検討しました。
ヨーグルトの製造
市販の牛乳にヨーグルトを種菌として添加し、ヨーグルトの製造を行いました。
カッテージチーズの製造
こちらは市販の低脂肪牛乳を加熱し、酸を加えます。
凝乳したものを濾したらカッテージチーズの完成です!
バターの製造
生クリームを入れた容器を振り続けると個体と液体に分かれ、バターが完成しました!
残った液体の方はバターミルクと呼ばれるそうです。
最終日は「新しい乳製品の提案」として、班ごとにプレゼン発表を行いました。
購買層や時代のニーズを考えてそれぞれ商品が編み出されました。
質疑応答も積極的に行い、真剣に取り組む様子が伝わってきました✨
◇◆◇
以上、基礎食品製造実習Ⅰ(水産・乳)のご紹介でした!
2年生の皆さん、暑い中お疲れ様でした(^^♪
後期の授業も頑張りましょうね!
◇◇学科事務室◇◇