みなさん、こんにちは。元気にお過ごしでしょうか?
木々の彩付きも濃くなり秋が深まってきました。落ち葉のカーペットきれいですね🍂🍁
さて本日は、1年次必修の食品化学・分析学実験の様子をご紹介いたします♪
実験時の安全面や器具類の操作方法、また試薬の調整や廃液の処理など基本的な事もこの実験の中でしっかり学びます。
<定性分析実験>
目的:三大栄養素の検出を通じて実験における「コントロール(対照)」の重要性を理解する。
対照実験は、実験計画や操作がうまくいっているかを確認するための重要な考え方で、実験の基本となります。
三大栄養素(タンパク質・脂質・デンプン)をそれぞれでガラス器具に付着させた後、指示に従って洗浄し汚染が残っているかを調べます。(洗浄度のモニタリング試験)
脂質の検出:ラードを塗布したビーカーを各班指定の方法で洗浄。クルクミン溶液を滴下し、UVライトを照射。脂質残留物があれば発色が認めらます。
デンプンの検出:デンプンのアミロースやアミロペクチンの分子の中にヨウ素の分子が入り込み、複合体が形成され青~青紫を呈色します。
<定量分析実験> 滴定①食酢の酸濃度を測定する(中和滴定法)
目的:食酢に含まれる酢酸量を中和滴定法により求めるとともに、ビュレットを使用した滴定操作や酸と塩基による中和反応を学ぶ。
品質管理の一環として、食酢の「酸度」を知るためにメーカーでもおこなう分析法です。
👓アルカリ溶液や重金属を含む試薬を使用する為「保護メガネ」を着用します。
まだまだ実験は続きます。(本日から比色定量実験が始まりました。)
朝晩は随分冷え込むので、体調管理には気をつけましょうね🙋
それでは!
■学科事務室■