2021年8月7日土曜日

食品生物化学・工学実験

 皆さんこんにちは!

今回は、3年次必修科目の「食品生物化学・工学実験」についてご紹介します❗

この実験では、生物化学系化学工学系の2つの分野について学習します。

生物化学実験では、食品の機能性評価の基礎として、動物細胞を用いた細胞培養実験、酵素免疫測定法を用いたタンパク質の定量、DNAの抽出やPCRによる遺伝子解析などを行います。

化学工学実験では、食品製造における単位操作の基礎として、発酵(固定化酵母によるアルコールの製造)、蒸留(単蒸留による濃縮)、分離(生体由来高分子を用いた製膜と膜分離)などに関する実験を行います。

それでは、実験の様子をご覧ください!


細胞培養実験

オートクレーブを用いた無菌操作や顕微鏡の観察など。
4年生の先輩に操作を教わります。
実験を通して上級生と交流ができるのも良いですね!


食品中たんぱく質の定量



3年生にもなると、ピペット操作もばっちりですね(^_-)-☆


食品中のDNA抽出



電気泳動装置を使って野菜(玉ねぎなど)からDNAを取り出します。
とても細かい作業ですので、皆さん集中して取り組んでいました。


食品の乾燥特性、アルコールの単蒸留


工学分野の実験です。工学分野になると、関数電卓を用いて計算したり、グラフを作成して値を求める工程がよくあります。


以上、食品生物化学・工学実験の様子でした!
全てをお伝えすることはできませんが、これら以外にもたくさんの充実した実験を行っています。
3年生の皆さん、お疲れ様でした☆彡

さて、生物資源科学部では本日で前期授業が終了となります。
ここから学生さんたちは約1.5カ月の夏休みが始まります🌻

コロナ禍で色々な活動をするのは難しいかもしれませんが、是非充実した時間を過ごしてくださいね😊


◇◇学科事務室◇◇