2022年7月22日金曜日

❇実験紹介❇食品製造学実験

みなさん、こんにちは。


日差しが強い日が続くと思ったら、雨が降って蒸し暑かったりとお天気が不安定ですね。

お元気にお過ごしでしょうか😺

さて、今回は、2年次開講科目で必修科目である「食品製造学実験」についてご紹介します。

この科目は実験を通して、食品の原料・製造方法・製造原理について学ぶとともに、食品の性質や安全管理の重要性を理解することを目的にしています。

各実験は4人グループで行います。学生同士が連携・協働して、情報を収集し、論理的に考えることができることを目指します。

本年度は、マヨネーズ、ジャム、豆腐の製造について学びます。

マヨネーズの製造・・・乳化について理解する🐣

種々の条件を設定してマヨネーズを製造し、データ解析をする。

検卵器でたまごの鮮度調査
黄身の色で鮮度調査
材料をよく混ぜ乳化させる
マヨネーズができた!

混ざりあわない成分同士を均一に混合させることを「乳化」といい、マヨネーズの場合、酢と植物油がこれに当たります。
卵黄をいれることで、酢と植物油を良く混ぜ合わせることができます。

ジャムの製造・・・ペクチンゼリー化について学ぶ🍊

多糖類の加工特性を理解し、ペクチンのゼリー化に及ぼす要因について実験する。

果肉を煮詰める

こし器で裏ごしする→粗ペクチン

刻んだ果皮と砂糖を加える
さらに煮詰める


ジャムは果実を加熱して水分を蒸発させ濃縮しながら加糖し、ペクチンにより適度な硬さにゼリー化させた保存食品です。

豆腐の製造・・・ゲル化の原理を理解する❗

大豆タンパク質の性質と加工特性について種々の条件を設定して実験を行う

大豆を浸漬
ミキサーで磨砕する
加熱して混ぜる
こし袋でろ過する→豆乳ができた!

豆乳を製造し、凝固性(ゲル形成性)の評価を行いました。

いかがでしたでしょうか❓

実際に手を動かして食品を製造することで、普段食べている加工食品がどのような工程で製造されているか実感でき、ますます興味や理解が深まったのではないでしょうか。

早いもので、前期も残りわずかとなってきました。

レポートの提出やテストなど大変ですが、頑張ったあとは夏休みです🎵

今年の夏も本当に暑いので、熱中症対策も万全に楽しく過ごして下さいね🌻

学科事務室